意図せず受け取ってしまうもの

2022年6月26日
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更新日:2023年5月10日

20世紀前半のドイツの教育学者、クリークの著作に『教育哲学』があります。その中でクリークは教育を3つの層に分けています。「無意図的教育」、「半意図的教育」そして「意図的教育」の3つです。
(半意図的教育はここでは割愛します。)
「無意図的教育」とは日常的な生活の中で行われる人間形成を指し、
「意図的教育」とはいわゆる”お勉強”のことで、学校教育など、ある程度の定型性を持った教育を指します。
学習塾や家庭教師が提供するものは後者の「意図的教育」が中心となります。
定期テストや受験の対策に関して、
講師側の知識や経験の充実は非常に重要なポイントです。
しかし、学習塾や家庭教師を選ぶポイントとして重要なのはそこだけではありません。
小学生〜高校生を長年見ていて思うのは、
瑞々しい感性を持つ生徒さんたちは
「無意図的教育」を図らずも受け取っている、ということです。
教える側にその意図がなくとも、
生徒さんたちは良くも悪くも、周りにいる大人の振る舞いや考え方の影響を受けます。
受験期は心身ともにたくさんのことを吸収して急激に成長します。
私自身も周りにいる大人の一人として生徒さんに影響を与えうるのだということを常に意識し、「この先生に出会えてよかった!」と思っていただけるよう、知識を磨くとともに、心も豊かであるように精進する日々です。
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